過去に取引のあったお客様にメールやラインを送り続けているけど、
それって意味があるの?
手間だけ無駄になっていないかな?ってぐらい
反応が得られていないことってありませんか?
メールマガジンや公式ラインで一斉配信しているけど、
昔ほど反応が取れなくなって、
新規獲得に注力をしている
なんて話はよく聞くものです。
一般的なメールマガジンや公式LINEなどの
ウェブ媒体の反応率は15~20%前後で、
開封率が2~3%程度だそうです。
ただ、著名人を使った詐欺広告の取り締まりを背景に、
GoogleもLINEも規制強化に乗り出したため、
メルマガの開封率、正確に言うなら到達率が激減しており、
その影響もあって、
ウェブ関連の施策は反応が取れにくくなっています。
また、長年メールマガジンを受け取っている人にとっては、
あなたからメールが届くことが常態化してしまい、
他からのメールの氾濫もあり、
メールボックスに埋もれてしまっています。
たとえば、あなたが毎日大量のメールを受け取っているとします。
その中には広告やニュースレターが多数含まれていますが、
ほとんどが開かれずに削除されるか、
迷惑メールフォルダに直行してしまうことが多いですよね。
特に、清掃会社のようなサービスを利用する頻度が少ない場合、
メールは見逃されがちで、
送ったことに気づいてもらえないことが多いのです。
そのようなときに紙媒体、具体的にはDMを活用することで、
意外なほど大きな成果が得られるかもしれません。
例えば、年末の大掃除シーズンに、
エアコンの清掃を提案するDMを送るとします。
通常3万円のサービスを、特別に1万5000円で提供するオ
ファーをつけてみます。
このように、お客様に明確な購入理由を与えることで、
他社ではなく自社のサービスを選んでもらいやすくなります。
紙媒体はメールとは違い、物理的に存在するため、
手に取って読んでもらえる可能性が高くなります。
ある清掃会社の事例では、
休眠客からの反応が復活し、売上が140%アップ。
さらに、投資対効果は600%という驚異的な結果を得ました。
このDMでのアプローチをするには、
まずは休眠客を洗い出すために、顧客リストの精査をしましょう。
次に、魅力的なオファーを含んだDMを送付します。
ここで大事なのは、「魅力的なオファーを出す」ということです。
魅力的でなければ自社を選んでもらう理由がないので、
できる限りの努力をしましょう。
また、このオファーだけで利益を出すことを考えるのではなく、
再び取引が始まってから可能なアップセルで利益を出す
という発想に切り替えてアプローチしていくといいでしょう。
最後に、反応をみながら再度アプローチをする相手を選定し、
フォローアップ活動を行っていきましょう。
ウェブ系の施策で反応が取れなくなったら、
紙媒体、DMに切り替えてアプローチする。
意外と良い反応が取れるかもしれませんよ。