集客手段として小さな会社でも活用できる
いろいろな選択肢が出てきました。
特にウェブ系の広告として、
フェイスブック広告、Googleのリスティング広告、
ユーチューブ広告などの動画広告などなど。
いろんな選択肢があるから
それに頼ってしまいそうになりますが、
その選択、本当に正しい選択と言えるのでしょうか。
特に店舗や事務所を持ち、
地域でビジネスをするローカルビジネスの場合、
無駄に多額の費用をかけてウェブ広告を打つよりも、
紙のダイレクトメールを使った方が効果的な場合もあります。
デジタル広告の影響で、
紙のダイレクトメールが使われる頻度が少なくなり、
広告の効果が薄れていると感じられがちです。
例えば、オンラインのWEB広告であれば、
リアルタイムでトラッキングできるため、
効果が見えやすいですが、その反面、広告が多すぎて
消費者の目に留まらないことも多くあります。
これに対し、紙のダイレクトメールは一通一通が実物であり、
消費者の手に直接わたることができるため、
しっかりと目に留まることができるメリットがあります。
このように一見、時代遅れと思われているダイレクトメールですが、
使い方次第では、今でも有効な広告手段と言えるのです。
ダイレクトメールが最も有効に活用できる使い方とは、
第一に、「今すぐ客」にアプローチすることです。
ダイレクトメールやポスティングなどの紙媒体の場合、
そのうち必要になってくるものを宣伝しても効果がありません。
なぜなら、手に取った瞬間、
「いらないもの」としてゴミ箱へ直行されてしまうからです。
そのため、「今すぐ客」にターゲットを絞り込んだうえで、
具体的なセグメントを決めて、
その見込み顧客が必要だと思うパーソナライズを施すことで、
高い反応率を得ることができます。
ある紳士服店はセミナー会社と連携し、
セミナーの参加者にむけて特別なダイレクトメールを送りました。
このメールには、カシミヤのサンプルに名前を刺繍したものを送り、
受け取った人に特別感を感じてもらえるようなメールを送って、
開封率を高めることに成功しました。
この紳士服店は約40万円の広告費で、
400万円ちかい売上を上げることができました。
紙のダイレクトメールは古臭い広告手段として捉えるのではなく、
状況に応じては、有効なツールであると考えましょう。
そのうえで、必ず一度は手にとってもらえるメリットを活かし、
何らかの手段、例えばパーソナライズなどを施して、
開封をしてもらえるような仕掛けを組み込みましょう。
特にローカルビジネスをされている方であれば、
地域密着のように見せることができるので、
有効活用してほしい手段の1つです。