ネットでCVが取れないなら「紙の資料請求」を試すべき3つの理由

ランディングページ(LP)を活用してウェブ集客に取り組んでいるものの、コンバージョン率(CVR)が伸び悩んでいるという悩みを抱えていませんか?
アクセス数は確保できているのに、問い合わせや予約といったコンバージョン(CV)が発生しない…。そんなときは、「資料請求」という新たなCVの選択肢を検討してみてください。

ここでは、ネットでのCVが思うように取れない場合に、なぜ「資料請求」という手段が有効なのか、その理由を3つに分けてご紹介します。

1. 高齢者などネットに不慣れな層には「紙の資料」が親和性が高い

ウェブ上の「メールフォーム」「電話問い合わせ」「オンライン予約」といったCV手段は、デジタルに慣れた世代には非常に効果的です。
しかし、高齢者やネットに不慣れな層がターゲットの場合、これらの手段がかえって心理的ハードルになることもあります。

実際、通販業界では今も高齢者層向けに紙のパンフレットやカタログを送付している企業が多く存在します。紙の資料は「自宅でじっくり検討できる」「視認性が高く安心感がある」といったメリットがあり、ターゲットに信頼を与える手段として有効です。

2. 「資料請求」は心理的ハードルが低く、行動に移しやすい

「問い合わせ」や「購入」などのCVに比べ、資料請求は行動のハードルが低いため、反応率(CVR)を高めやすい傾向があります。
とくに、初めて知った商品やサービスの場合、いきなりの問い合わせや購入に不安を感じるユーザーも少なくありません。

そんなユーザーに対して、「まずは無料で資料をお送りします」というアプローチは、安心感を与え、第一歩を踏み出してもらうきっかけになります。

3. コンバージョン導線の見直しでCVR全体が改善する可能性がある

現状のLPで成果が出ていない場合は、コンバージョン自体がターゲットにマッチしていない可能性があります。
コンバージョンを「資料請求」に変えることで、資料到着後に電話や申し込みといった2次的なアクションにつながるケースも多く、全体のCVRが向上することも期待できます。

もちろん、資料発送の手間やコストは発生しますが、最終的な顧客獲得単価(CPA)を下げられる可能性があるなら、検討する価値は十分にあるでしょう。

まとめ:ネットCVが不調なら「紙の資料請求」という選択肢を

LPでの集客において、「問い合わせ」や「購入」といったCVにこだわりすぎていませんか?
特に高齢者層など特定のターゲットには、「資料請求」という紙媒体を介したCV導線が非常に有効な場合があります。

ネット完結にこだわらず、ユーザーの不安を取り除き、信頼感を得られる導線を設計することが、CVRの向上、ひいては売上アップへの近道になるかもしれません。

ぜひ一度、「紙の資料請求」をCVとして取り入れることを検討してみてください。