ローソンのコンビニスイーツ
「モフリンーもちふわリングドーナツあんバター」
この、モフリンって何って思いません?
「バカみたいに愛していた」
「これが好きだから」
「歴史を刻め」
って何のお店かわかりますか?
千葉の松戸、兵庫の西宮と頭にある二郎系のラーメン店の名前だったりします。
この意外なネーミングですが、
実はマーケティング的に意外と効果がある方法だと言えます。
意外性があったり、物事について順を追って説明するような文章、
もしくは、やや長くて曖昧な表現は、
その商品をより好きになるようです。
特に「意外性」のある言葉をつかうと、
読んだ人にパズルを解くような気分にさせる事ができ、
その商品の長所を検討します。
「なるほど!」っていう感覚がプラスの気持ちを増やすって事です。
「曖昧な」表現の方は、
何の関連もなく、唐突で意味がわからないため、
売り手が何を伝えたいのかを考えようとします。
それによって、その商品が印象的になるわけです。
この結果は、私たち経営者にどう関係してくるでしょうか。
答えの1つは、
どんな商品でも、単純ではない商品名やサービス名をつけることを
躊躇しないってことです。
もちろん、まったく訳のわからない商品名はだめです。
少なくとも「商品の特徴」と合致したものでなくてはいけません。
だから、もし今、新しい商品を市場に出そうとしているなら、
意外性のある名前にするのか、もしくは、いっそのこと曖昧なものに
してみてはどうでしょうか。
そうすれば、その商品やサービスの特徴を意外と魅力的に写るかもしれません。
そう言えば、某HNK受信料について声高に言っている党の名前も
叙述的ですね。
もしかしたら、この党名もこの効果を狙ったものかもしれませんね。